神経内科部門は、熊本教授の下、講師1名、助教3名、医員3名で構成されています。昨年度よりメンバーが若返ったことでチームワークが増し、グループの雰囲気は明るく、活気と熱意に満ち溢れております。臨床は勿論のこと研究においても積極的に新しい分野に挑戦しています。 臨床分野では、脳血管障害、筋疾患、運動ニューロン疾患、変性疾患、免疫性疾患、脳炎・髄膜炎、認知症、末梢神経疾患など多岐にわたる疾患を診療しています。毎朝8時より行うモーニングラウンドに加えて毎週火曜日には総回診、症例検討会と脳卒中カンファレンスを行い、活発なディスカッションが繰り広げられています。興味深い経験をした症例については、各種学会、研究会などで報告しています。 また、脳血管部門ではrt-PAによる超急性期治療が可能な設備としてシステムの構築を積極的に行い、認知症部門では地域への啓発活動や病院間・医療スタッフ間の連携システムの構築を行うことで地域医療にも貢献しております。 研究分野では、神経筋疾患を中心に病態解明と治療法の開発を進めており、特に難治性神経筋疾患克服リサーチコア事業「難治性神経筋疾患の治療法の開発と高度先進的診療システムの構築」に関する研究は重点課題とて継続しています。脳炎は、大分県下における地域調査を行い、辺縁系脳炎の基礎的研究を開始している段階です。認知症は、脳血流シンチを用いた臨床研究を行っています。 臨床および研究レベルを高めるために留学を積極的に行い、これまでに国立精神・神経センター、国立循環器病センター(内科脳血管部門)、鳥取大学脳研病理、東京都立神経病院、川崎医科大学(脳卒中学教室)など全国の施設で学んでいます。 最近の神経内科領域の進歩は著しく、治療が可能となった疾患が増え、さらに高齢化が加速しているため神経内科医に対する需要はますます高まっています。大分県では、全国的に言われている以上に神経内科の医師が不足しており神経疾患に苦しんでいる方々すべてに十分な医療が提供できていない状況です。このため、医学に対してまじめで熱意があり、新たな時代を切り開く姿勢を持った医師を求めております。
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